ワイモバイルへ乗り換える際の、6つの注意点についてまとめています。
乗り換え時期を間違えると、違約金がかかるので注意が必要です。
乗り換えに違約金がかからないタイミングはいつ?
また、違約金を支払ってもワイモバイルに乗り換えたほうがお得な場合もあります。
ワイモバイルへ乗り換える際の6つの注意点
乗り換える時期に気をつけよう
大手キャリア(ドコモやau、ソフトバンク)には、2年縛りがあります。
2年縛りとは「契約したら2年間は使ってくださいね。」という意味です。
2年以内に解約すると、9,500円(税抜き)の契約解除料を支払わなければいけません。
さらに気をつけたいのが、2年縛りとは最初の2年間だけではない、という点です。
2年以上利用していても、契約を更新するたびに、また、あらたな2年縛りが何度も発生するのでご注意ください。
契約解除料を支払わずに、乗り換える時期は?
契約して2年以上たっている場合は、乗り換えても契約解除料を支払わなくていい期間が3カ月間あります。
これを「契約更新月」といい、この3カ月の間に乗り換えると、契約解除料は必要ありません。
1回目の「契約更新月」は、具体的には以下のようになります。
【例】契約日:2019年3月10日の場合
解除料ありの期間(2年間) | 2019年3月10日~2021年2月28日 |
---|---|
解除料なしの期間(契約更新月/3ヶ月間) | 2021年3月 1日~2021年5月31日 |
この契約更新月の期間中に乗り換えると、契約解除料がかかりません。
ただ、契約はこちらから連絡しなければ、自動更新されます。
すると、また、2年以内の乗り換えには、契約解除料が発生します。
契約解除料を払わずに乗り換えるのは「契約更新月の3ヶ月間」と、覚えておきましょう。
端末代の残金も支払う
スマホなどの端末代金を、一括支払いではなく分割で支払っている場合は、その残金も支払います。
契約期間中は、分割の端末代金と毎月の利用料を合わせた金額を支払います。
しかし、乗り換えの際は、端末代金の残りを全額支払うことになります。
他社からの乗り換え(MNP)には手数料がかかる
乗り換えの際には、これまで利用していた携帯会社に手数料を支払う必要があります。
【乗り換え手数料】
ドコモ | 2,000円 |
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au | 3,000円 |
ソフトバンク | 3,000円 |
ワイモバイルは、ソフトバンクが直接運営しています。
ですが、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えには、他社と同じように「手数料」と「契約解除料」が必要になります。
これまで使っていたメールアドレスは引き継げない
これまで使っていたキャリアメールは、引き継ぐことはできません。
あらたに、ワイモバイルのキャリアメールを取得することになります。
これまで使っていたスマホは使えなくなる
他社から乗り換えをして、ワイモバイルへ回線の切り替えが終わると、これまで使っていたスマホは利用できなくなります。
ワイモバイルで乗り換えを受け付けられない2つのケースとは?
1.他社での料金の未納がある場合
2.利用中の携帯電話の契約者名義と申込み名義が同じでない場合
ワイモバイルへ乗り換えを申し込んでも、上記2つに当てはまる場合は契約することができません。
料金の未納がある場合は、乗り換えの手続きをする前に、清算しておきましょう。
また、利用中の携帯電話の名義はご主人で、ワイモバイルへ申し込むのは奥さまやご家族、という場合も、前もって名義変更しておくと手続きがスムーズです。
「契約解除料」を払っても、ワイモバイルへの乗り換えがお得な場合は?
「契約更新月」以外でワイモバイルに乗り換えると、9,500円(税抜き)の契約解除料がかかります。
でも、端末代の残金がない場合、または、残金が少ない場合はワイモバイルに乗り換える方がお得です。
ワイモバイルと大手携帯会社3社(ドコモ・au・ソフトバンク)の利用料金を見てみましょう。
※スマホでいちばんよく使われるプラン
(データ通信+音声通話+通話定額)の料金を比較してみました。
1ヵ月 | 12ヵ月 | ||
---|---|---|---|
ワイモバイル | 3GB | 1,980円 | 23,760円 |
ドコモ | 1GB | 4,900円 | 59,760円 |
au | 1GB | 4,900円 | 59,760円 |
ソフトバンク | 1GB | 4,900円 | 59,760円 |
大手携帯会社の1年間の利用料金は、3社とも59,760円です。
1年間使った場合、59,760円-23,760円=36,000円
ワイモバイルを1年間利用すると、36,000円も安くなります。
ですので、契約解除料を9,500円払っても、結果的には携帯代を節約できますね。