格安スマホのNifMo(ニフモ)の特徴についてまとめています。
NifMoは、大手プロバイダーのニフティが運営しています。
利用できる通信回線、スマホの利用料金、店舗数、NifMoで購入できる端末は?NifMoならではのサービスや特徴は?
また、長所だけではなく弱点もまとめていますので、参考にされてください。
NifMo(ニフモ)早わかり表
運営会社 | ニフティ |
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利用できる通信回線 | ドコモ |
料金 | 1,600円(3GB)~ |
店舗数 | 約240店舗 |
購入できる端末 | アンドロイド |
※ 料金はデータ通信+音声通話付きプランの料金です。
NifMo(ニフモ)ならではのサービス・特徴3つ
スマホ利用料が節約できる「NifMoバリュープログラム」
対象の店舗で、食事や買い物、アンケートの回答などをすると、スマホの利用料金が割引されるサービスです。
旅行の予約やクレジットカードの発行など割引額が大きいものから、アンケートに答えて割引額がコツコツ増えるものまで、用意されています。
普段の生活で「NifMoバリュープログラム」を利用することで、毎月のスマホ代が安くなります。
データ容量をもらえる「ファミリープログラム」
NifMoには「ファミリープログラム」が用意されています。
家族で契約をまとめると、契約数に応じて、毎月500MB(メガバイト)のデータをもらうことができます。
たとえば、4人家族なら合計2GBを毎月もらえることになります。
最大7人までの契約をまとめることができ、毎月の支払いを代表者一人にすることができます。
「ファミリープログラム」は、お子さんがクレジットカードを持っていなくても、お子さん名義でスマホを持つことも可能です。
訪問レクチャーあり
NifMo(ニフモ)には、訪問レクチャーというサービスがあります。
格安スマホ会社はネットで申し込むことが多く、スマホは自宅に届きます。
自宅に届いたスマホは、SIMカードを差し込んだり、初期設定などを自分ですることになります。
でも、初めてスマホを持つ場合、
SIMカードの入れ方がわからない。。
初期設定?ムズカシソウ・・・
ということもあると思います。
そんな時、スタッフが実際に自宅へ来てくれ、分からないことをサポートしてくれるのは、とても心強いサービスですね。
ただ、1ヶ月の利用料金は480円と割安ですが、24ヶ月間利用しなければいけません。
480円x24ヶ月=11,520円の支払いが必要になります。
メールの設定や、LINEの申し込み、メールアドレスのデータの移行など、聞きたいことがたくさんある方や、1万円払っても実際にサポートしてほしい、という方には嬉しいサービスです。
NifMo(ニフモ)の4つのウィークポイントは?
最低利用期間あり(縛りなし)
NifMo(ニフモ)は、最低利用期間があります。
「データ通信」+「音声通話」のプランの場合、最低利用期間は7ヶ月間となっています。
例えば、1月に利用を開始した場合の最低利用期間は、1月~7月まで。
この期間内に解約すると”音声契約解除手数料”として、8,000円(税抜)の解約手数料が発生します。
ただ、2年縛りのように、2年以上利用しているのに何度もやってくることはなく、最低利用期間の7ヶ月間を過ぎたら、解除手数料を支払う必要はありません。
ちなみに、「データ通信」プランには、途中解約しても解除手数料の支払いはありません。
※ 2019年10月1日からの携帯料金改定に伴い、最低利用期間および契約解除料の制度はなくなりました。
1日あたりの通信量の上限が決まっている
NifMo(ニフモ)は、1日当たりに使用できるデータ通信量が決まっています。
使用できる1日当たりの通信量は、データ通信プランによって以下のように設定されています。
3GB | 650MB |
---|---|
7GB | 1,500MB |
13GB | 2,800MB |
1日当たりに利用できる通信量を超えると、速度制限がかかってしまい、低速になってしまいます。
1日当たりの速度制限がある格安スマホ会社はあまりないため、NifMoのウィークポイントといえるでしょう。
低速になると、画像の多いサイトの読み込みなどに時間がかかってしまい、不便ですよね。
「1ヶ月の通信量で契約してるのに?」
と思いますが、この速度制限は1日で解除されて、もとの高速通信へもどります。
ひと月の容量を使いすぎてしまわない、というメリットもあります。
とはいえ、あまり評判が良くなかったのか、7GBと13GBのプランは、2019年1月7日から順次、制限なしに切り替えられています。
3GBのプランの速度制限は、そのままですのでご注意ください。
通信速度はお昼休みと帰宅時間に遅くなる
NifMo(ニフモ)は、格安スマホの中では、比較的、通信速度が出ている方です。
多くの人が使う、朝の通勤時間や夜の9時以降の時間帯でも、通信のスピードが遅くなることはありません。
しかし、お昼休みと午後6時頃の帰宅時間には、スピードが遅くなる傾向があります。
高速/低速通信の切り替えはできない
NifMo(ニフモ)は、高速通信と低速通信の切り替えを自分ですることができません。
大手携帯会社は、切り替えできないのが普通なのですが、格安スマホ会社は、この切り替えができる所が多いです。
そのため、高速通信が必要ない場合は低速通信に切り替えて、毎月のデータ通信量を使わずに節約することもできます。
これは、格安スマホならではのメリットです。
ですが、NifMoは通信速度を自分で切り替えることはできません。
まとめ
NifMo(ニフモ)は、
●スマホの利用料金がさらに安くなる「NifMoバリュープログラム」
●家族でまとめるとデータ容量をもらえる「ファミリープログラム」
など、ユーザーに嬉しいサービスが用意されているのが特徴です。
ただ、1日の速度制限があるため、慣れていないと不便に感じるでしょう。
サポート面では、契約前にサポートを受けたい場合は質問フォームから、または、ニフティ会員になると、電話でのお問い合わせ(有料)も可能です。
実際の受付窓口が近くにあれば別ですが、契約前に分からないことを聞きたい時など、少し面倒に感じるかもしれません。
契約後のサポートには、無料のメール相談の他に、有料の電話相談や訪問レクチャーが用意されています。
無料で手厚いサポートを受けたい方には向いていないと言えるでしょう。
NifMoのプランは、データ通信量を3GB、7GB、13GBの3つのタイプから選ぶだけ。
20GBでも足りない!というヘビーユーザーの方には向きませんが、13GBあれば動画を外出先で楽しむこともできます。
NifMoは、利用を開始した月は無料で利用できます。
ですので、まず、13GBで申し込んで使い心地を体感してみるのもいいかもしれません。